December 27, 2010

今年、出会った「すごい本」まとめ

  • 2010-12-27 (Mon) 10:01
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年末なのでおすすめ本でもまとめてみますかね。以前に比べるとだいぶ本を読まなくなりましたが(汗)、今年はおもしろい本が多かったような・・・。個人的にぐっと来た順にランキング風にまとめてみます。

では早速。

■ 第10位 人生を無理なく変えていく「シフト」の法則

世界的デザイナーさんのPeterさんの本ですね。ブランディングを通じて世界を変える人が提唱する、「自分の変え方」はやっぱり参考になります。自分に言い訳することなく、望むべき姿にフォーカスしていく方法を学ぶことができますよ。

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» 人生を無理なく変えていく「シフト」の法則 (ハヤカワ新書juice)

■ 第9位 人生で大切なことはすべてプラスドライバーが教えてくれた

タイトルも扉絵も微妙なのですが、内容はとっても良い本です。こうしたストーリー仕立ての本はよくありますが、実話に基づいているというのが一番ぐっときました。自分のだめなところにうじうじすることなく、良いところを徹底的に伸ばせばいいんだよ、とこの本を教えてくれます。

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» 人生で大切なことはすべてプラスドライバーが教えてくれた

■ 第8位 影響力の武器 実践編

基本ですね。読んでいない人は絶対読んだ方がいいです。ビジネスに使える心理学が満載です。ちょっとしたキーワードで売上げ倍増!とか、面接に呼ばれる確率が高くなる履歴書の書き方とか、目からウロコが落ちまくりです。

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» 影響力の武器 実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣 (単行本)

■ 第7位 モチベーション3.0

TEDでも大人気だったダニエル・ピンクさんの本ですね。知識社会においてナレッジワーカーのモチベーションとはどうあるべきか、を教えてくれます。個人的には「クリエイティブな仕事においては金銭的な報酬が逆効果になることがある」という実証結果が興味深かったです。他にも知っておくべき事実が満載です。

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» モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

■ 第6位 その科学が成功を決める

読んだ後に行動が変わる本、という意味で素晴らしい本。科学的な実験による結果を多数紹介してくれているので説得力が高いですね。

個人的には「ぐずぐずしていてなかなか終わらない仕事を終わらせるためにはどうしたらいいか」という問題に対する答えがとっても参考になりました。ここで教わったテクニックは今でもよく使っていますよ。

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» その科学が成功を決める (単行本)

■ 第5位 日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方

「お客に会わない」ことで有名なEC-Studioさんの本ですね。社内の仕組み作りに悩んでいる方に特におすすめです。やるべきことがわかっていても、それを徹底して実践していくには「仕組み」が必要ですよね。風変わりですが確実に効果があがる社内制度の作り方に興味がある方はどうぞ。

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» 日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方

■ 第4位 脱・三日ぼうず!続かない女のための続ける技術

個人的に好きな分野である「行動心理学」の本です。一言でいうと「習慣を変えるには行動の選択肢をコントロールしよう!」ということなのですが、マンガ仕立てでとっても読みやすいですよ。

具体的にどうしたらいいの?ということを日常的な例でもって教えてくれるのですぐに実践できるかと。さらりと勉強したい方におすすめ。

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» 脱・三日ぼうず!続かない女のための続ける技術 (単行本(ソフトカバー))

■ 第3位 スイッチ! 〜 「変われない」を変える方法 〜

誰がどう見ても「こりゃ、どうしようもないね」という事態でも打開策はある、ということを教えてくれた本。人の習慣を変えるにはどうしたらいいか、という問題を科学的かつ徹底的に検証した本ですよ。全員読んだ方がいいんじゃね、とわりと真剣に思っている本です。

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» スイッチ!

■ 第2位 絶対ブレない「軸」のつくり方

最近読んだ、ということもありますが、今年一番勇気をもらった本かも。やっぱり行動を起こさなきゃ何も始まらないですよね。現状に満足せずにやっちゃいなよ!と背中をおしまくってくれる本です。著者の南さんの突破力、はんぱないです。

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» 絶対ブレない「軸」のつくり方

■ 第1位 大人げない大人になれ!

実は今年ではなくて、昨年の12月に読んだのですがやっぱり強烈に印象に残っているので。元マイクロソフトジャパン社長の成毛さんの本ですね。

自分の人生が終わるときに「あー、おもしろかった!」と思えるかどうかは常に意識しておきたいですよね。はちゃめちゃな大人げない大人たちのエピソードが満載で「自分ももっと!もっと!」と思える本です。

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» 大人げない大人になれ! (単行本)

以上ですかね・・・。むりやりランキング形式にしてみましたが、どれも良い本ばかりですよ。年末年始の本探しをしている方は参考にしてみてくださいな。

December 25, 2010
アプリケーション開発: 狂気の年が終わり狂気の年が始まる
by Jon Evans on 2010年12月25日

編集者注記: この記事を寄稿したJon Evansは、著作家でソフトウェアエンジニア。彼はカナダに住んでいるが、今日はカリフォルニアの本誌のために書いてもらった。

アプリケーション開発の最前線から最近毎日のように入る報告は、”ここはもう何もかも狂っている”だ。今年は、アプリケーションのアイデアを抱える人たちと何回NDA(守秘合意, non disclosure agreement)を交わしたか、その数も正確におぼえていない。昔の同僚たちやつい最近のクライアントたちが、新しい仕事の大量のオファーで私を溺れ死にさせようとする。とても、一人の人間にこなせる量ではない。友だちの友だちの友だちが、自分のアプリケーションの構想について、私の意見を聞いてくる。そして必ず、”パートナーになっていただけないか”だ。

私のクライアントであるXtreme LabsのVPの、Gmailのステータスラインはこうだ: “アジャイルのエンジニアを常時50名募集中”。これには、スタートアップインキュベータXtreme Universityは含まれていない。しかも同社は、いつも発熱しているシリコンバレーの企業ではない。かつては眠ったような都市だったトロントだ。同じく私のクライアントであるインキュベータで開発コンサルタントのHappyFunCorpは、同社のWebサイトでこう絶叫している: “私たちがお引き受けできるお仕事の量は、つねに限界を超えています。そのため、このページには弊社の連絡先情報がありません”。私の友人のデベロッパたちの中に、ヒマな人は一人もいない。供給が少なく、需要は異常な量だ。こんな具体的な雑談をいくら書いても、データにならないことは自覚しているが、でも今の私は、こう思わずにはいられない: 今は1999年にとても似ている

誰もが”今はバブルか?”と尋ねる。そう尋ねない人たちは、”そうだよ!”と叫んでいる。バブル警戒論者は、すでに何人も出現している:

The Tech Bubble@the_tech_bubble
The Tech Bubble
Just walked by a homeless man with a sign that read: “Looking for technical co-founder”

December 1, 2010 8:22 pm via webRetweetReply

–ホームレスの男が胸に看板を下げている。そこには「テク企業の協同ファウンダを求む」と書かれている。–
〔訳注: 人不足で協同ファウンダが見つからず、創業できないのでホームレスになった、というジョーク。〕

新聞記事の見出しはこうだ: “スタートアップ育成企業曰く今はスタートアップ育成バブルだ”。でも、Paul Kedroskyはこう書いている:

Paul Kedrosky@pkedrosky
Paul Kedrosky
The “bubble” cries in late 90s, including mine, started two years before the crash — two years of incredible exits. /cc @Jason

November 19, 2010 7:23 am via EchofonRetweetReply

–90年代後期のバブルの熱狂は、私もその一員だったが、わずか2年でクラッシュした…2年間の狂気のような出口ブームのあとに。–
〔訳注: 出口(exit)とは、IPOや買収でスタートアップのファウンダたちが大儲けをすること。〕

まさに今人びとは、大量のいかがわしいアイデアに大量の金を投じている。でも、これまでずっとそうだったし、まだ誰も、かつてのPets.comのようなどん底に落ちてはいない。Pets.comを知ってる人は、いる? あのころの、ドットコムバブルを、おぼえているかな? そう、あれは昔の巨大気球ツェッペリン号のように大破裂したが、かつてAlan Greenspanは、マーケットの失策ではない、文句なしの大成功だった、と言った。つまり、テクノロジがまったく新しい経済部門を創り出し、マーケットは途方もない巨額な金に首まで漬かってしまった。そして、大破裂の瓦礫の中で生き残ったのが、Amazonであり、eBayであり、Googleであり、(結果的に短寿命だった)Yahooだ。Yahooもかつては、偉大なる企業だった(おぼえてる?)。古き良き日、というわけ。

ドットコムのころの私のクライアントの中には、オンラインでチキンを売るために100万ドルを投じた企業がいた(同社はその後卵にも手を広げて、古代からの問いに答えた*)。非常に馬鹿げているようだが、実際にはそうではなかった。私は、Instagramはアホだと思っているが、実は私のほうが間違っているかもしれない。かつてWilliam Goldmanがハリウッドについてこう言った: “みんな、何も分かっちゃいないね”。アプリケーションの業界は非常に若いから、良い悪いがはっきりするまで、試行錯誤が続くだろう。Angry Birdsはどうなるか? I Am T-Painは? えっ?まさか?あんなのが? 〔*: 古代からの問い: 卵が先か鶏が先か?〕

でも、今がバブルであることは認めるべきだ。Henry Fordの有名な言葉だが、”エレベーターボーイまでが買いを勧めるようになったら、もっと前に売るべきだったのだ”。現代のエレベーターボーイたちは、どこかの馬の骨のようなアプリケーション系スタートアップにシードを投資しようとしている。でも、私はまったく心配しない。断固として、楽観的であり続けたい。

なぜ? なぜなら、豊かな世界の向こうには55億人の人たちがいて、彼らがスマートフォンを手にするのはまだ数年先だ。それは彼らが初めて手にするコンピュータであり、初めて手にするインターネットデバイスだ。携帯電話/パーソナルコンピュータ/インターネットという三つの革命が、開発途上の世界に同時に訪れる。その影響は、けたはずれだ。今のバブルとは比べものにならない、巨大ブームが訪れる。

そして、その価値もないような人びとが巨万の富を稼ぎ、一方、立派な人たちが週80時間労働で食べるのがやっと、という世の中になる。それが、現実の世の中だ。まあそういうことだが、ちょっとまじめになりすぎて、大げさな話をしたかもしれない。クリスマスだから許して。でも、私は本気ですよ: テクノロジは金儲けの手段ではない。私は本誌のライターとしては新人だから、ほかのライターについてとやかく言いたくないが、みんなそう思ってるはずだ。

誤解しないでほしい。お金には力があり、話題としても楽しい。でもテクビジネスの本旨は、未来の構築であり、世界を変えることだ。それは、この業界の誰もがやっていることだし、誰もが自分なりのやり方で頑張っている。メリークリスマス、それに向かってみなさんの力がもっと強くなりますように。おっと、今年の確定申告を書く前に、Yahooを空売りするのを、忘れないようにしようね。

最速最安WEB画像サーバ構築術 - nginx + ServersManAdd Starshimookagothedistancekitayamakitayama

15:59 | 最速最安WEB画像サーバ構築術 - nginx + ServersMan - 新・浅く広くをモットーに | 一人WEBサービス屋メモ を含むブックマーク

先日、運営しているサイトcocoの画像サーバを構築しました。昨今はVPSが500円程度で借りられる様になり、一人WEBサービス屋には本当にいい時代になりました。今回、選定対象にしたのは、以下3つの業者です。

料金やスペックについて、2010/12/19時点のものを記載しました。キャンペーン適用や保障スペックなど細かい注意点がありますので、詳しくは各社サイトでご確認下さい。

シミュレーション

処理数値目標は、月間1億アクセスとしました。これは、1ページ当たり50画像掲載だったとすると、200万PV。ブラウザキャッシュやCSS Spliteの導入を考えると、もっと多くのPVに絶えられると言えるでしょう。月間の数値が決まったら、後は秒間アクセスを出すだけです。

1億 / 30日 / 24時間 / 60分 / 60秒 ≒ 39(per/sec)

更に、アクセスは1日を通して平均的である事は稀ですので、ピークタイムを平均の倍にすると「79(per/sec)」。今回はこれを目標数値とします。

Apache

まずは、使い慣れたApache(2.2.17)をインストールしてみました。Apacheは、標準モジュールによるオーバヘッドが大きいので、画像サーバに必要なモジュールのみとしました。以下、コンパイルオプション

./configure --prefix=/usr/local/apache --with-mpm=worker --disable-option-checking --disable-FEATURE --disable-authn-file --disable-authn-default --disable-authz-host --disable-authz-groupfile --disable-authz-user --disable-authz-default --disable-auth-basic --disable-include --disable-filter --disable-charset-lite --disable-env --disable-setenvif --disable-version --disable-status --disable-autoindex --disable-asis --disable-cgid --disable-cgi --disable-negotiation --disable-dir --disable-actions --disable-userdir --disable-alias --disable-log-config

上記は「—disable-mime」以外の全標準モジュールを排除しています。Disk I/O軽減の為、アクセスログも吐きません(エラーログは、この設定で吐き出します)。Apacheの標準モジュールは、

./configure --help | grep disable

で確認できますので、viなりで必要な箇所を抽出すれば、簡単に「configure」オプションが作れます。後は一本道でインストールです。

$ make
$ su
# make install

httpd.conf は必要なもののみ書くようにしています。

Listen 80
ServerName example.com
ServerRoot /usr/local/apache
DocumentRoot /var/www/htdocs

User nobody
Group nobody

ServerLimit 2
StartServers 2
MaxClients 32
MinSpareThreads 2
MaxSpareThreads 2
ThreadsPerChild 16
KeepAlive off

<Directory />
Options FollowSymLinks
AllowOverride None
</Directory>

パフォーマンスに影響するポイントは、以下の通りです。

  1. SymLinkを許可する(許可しないとアクセス毎に通常ファイルかシンボリックリンクかの判断が入ってしまいます)
  2. AllowOverrideを無効(上に同じくアクセス毎に.htaccessらが使えるかの判断が入ってしまいます)
  3. KeepAliveはOff

何故、KeepAlive Offを推奨するかは、拙作「間違いだらけのWEBサーバ Keep-Alive」を御参照下さい。その他、MaxClients等のパラメータの説明は基本ですので省略します(と言いますか、この説明は無駄になる事がすぐ後で分かります)。

「さあ、モジュールも減量したし、まだまだApacheも現役でいけるでしょう」と思って、ベンチマークを取ってみたのですが。。。「allocate」エラー頻発。「おかしいなあ」と思って、Apacheを再起動しメモリ解放後、メモリ使用量を確認。

$ free -m
【Apache 起動前】
             total       used       free     shared    buffers     cached
Mem:           512         19        492          0          0          0
-/+ buffers/cache:         19        492
Swap:            0          0          0

【Apache 起動後】
             total       used       free     shared    buffers     cached
Mem:           512        202        309          0          0          0
-/+ buffers/cache:        202        309
Swap:            0          0          0

プロセスを起動しただけでメモリ使用量がこんなに。そう。メモリが足りなかったのです。前述httpd.confのスレッド数が極端に少ないのも、実はメモリ使用率の切り分けの為に徐々に少なくしていったからなのでした。

nginx

256Mメモリ環境(ServersManの場合、256M保証/最大512M)においては、Apacheでは埒があかない事が分かりました。今度は、nginxをインストールしました(初体験)。

$ wget "http://www.nginx.org/download/nginx-0.8.53.tar.gz"
$ tar zxvf nginx-0.8.53.tar.gz
$ cd nginx-0.8.53
$ ./configure --prefix=/usr/local/nginx --without-pcre --without-http_rewrite_module --without-http-cache --without-http_gzip_module
$ make
$ su
# make install

nginx.conf は、以下の通りです。

user  nobody nobody;
worker_processes  5;
events {
    worker_connections  1024;
}
http {
    include       mime.types;
    default_type  application/octet-stream;
    log_format  null  '';
    access_log  /dev/null  null;
    sendfile        on;
    keepalive_timeout  0;
    server_tokens  off;
    server {
        listen       80;
        server_name  localhost;
        root /var/www/htdocs;
        location / {
            index  index.html index.htm;
        }
        error_page   500 502 503 504  /50x.html;
        location = /50x.html {
            root   html;
        }
    }
}

KeepAlive Off(keepalive_timeout 0;)と、アクセスログを吐かない様(access_log /dev/null null;)にしたぐらいで後は基本的な設定となっています。Apache同様、不要な機能を削除しようとマニュアルを熟読しようとも思ったのですが、まずは動かす事を優先しました。起動コマンドは以下。

# /usr/local/nginx/sbin/nginx

nginx 起動設定

起動スクリプトは簡単に以下の様なものにしました。

#!/bin/bash
#
# Startup script for the nginx
#
# chkconfig: 345 80 15
# description: Nginx web server.

# Source function library.
. /etc/rc.d/init.d/functions

start(){
    /usr/local/nginx/sbin/nginx
}

stop(){
    kill `cat /usr/local/nginx/logs/nginx.pid`
}

case "$1" in
    start)
        start
        ;;
    stop)
        stop
        ;;
    restart)
        stop
        sleep 1
        start
        ;;
    *)
        echo "Usage: $0 {start|stop|restart}"
esac

exit 0

後はLinuxの基本操作です。自動起動設定をした上で、OSを再起動し動作確認をします。

# chkconfig --add nginx
# chkconfig nginx on
# chkconfig --list | grep nginx
# shutdown -r now

ベンチマーク

ベンチマークは、abを利用し、各VPSサーバ業者間のネットワーク経由で実行しました(正常アクセス程度に留めました。恐縮です!逮捕しないで下さい。)。

$ /usr/local/apache2/bin/ab -c 100 -n 1000 "http://example.com/logo.gif"

各社の数値の公開は差し控えますが、今回は、検証結果と料金・スペックなどの要素を元に総合判断し「ServersMan」を採用する事にしました。以下、ServersManでのabの結果参考値です。

Document Length:        3698 bytes
Requests per second:    242.68 [#/sec] (mean)

「79(per/sec)」は軽くオーバーしています。 abでの負荷テスト中に、ブラウザでアクセスしても問題がない事も確認しました(ちなみに、ローカルホスト内でのabでは、Requests per second: 5811.32 [#/sec]といった具合)。

また、CPU/メモリ使用率共にほぼ未使用といった感じです。

$ free -m
             total       used       free     shared    buffers     cached
Mem:           512         23        488          0          0          0
-/+ buffers/cache:         23        488
Swap:            0          0          0

$ top -d1
Cpu(s):  1.0%us,  1.0%sy,  0.0%ni, 98.0%id,  0.0%wa,  0.0%hi,  0.0%si,  0.0%st

nginxは凄いですね。細かいチューニングも考える必要がありません。

最後に

後は、ネットワーク帯域や各社のF/Wなりの同時接続数制限をクリアしなければならない訳ですが、この辺りは、運用しながらレスポンス遅延が発生した段階で、VPS各社に増設&分散をさせていけばいいと思います(ちなみに、1億アクセスを目標数値にしましたが、そもそもこの規模のアクセスを発生させるWEBサービスを作る事が一番大変です^^;)。

それでは次回は、nginxでの画像サーバの構成案を含めた具体的な構築術を御紹介したいと思います。

猿でも分かる「ネットの中立性」–解説サイトTheopeninter.netがオープン
by Alexia Tsotsis on 2010年12月25日

Theopeninter.netは、WebデザイナーのMichael Ciarloからのクリスマスプレゼントで、Webやインターネットのことにあまり詳しくない友だちや家族に、ネットの中立性(net neutrality)とその意味を(簡単にそしてヴィジュアルに)説明してくれるサイトだ。なぜ、われわれふつうの人間が、FCCが最近作ろうとしているインターネットに対する”法的強制力のある”規制に対して関心を持たなければならないのか、それも説明している。

Ciarloは、このサイトを作った動機をこう説明している: ISPによるアクセスのコントロールはすでに行われているが、今度のFCCの制度によってそれが公認されることになりかねないからだ。

“11月からESPN3にアクセスできることになったが、驚いたことに、ほとんどの’番組’を見ることができない。インターネットへの接続はブロードバンドだし、自分はXBOX Liveの顧客でもある。実は、Time Warner Cableは、彼らから買わなかったデバイスに対しては、その顧客がESPN3を含む有料のケーブルパッケージを契約しないかぎり、ESPN3へのアクセスのかなりの部分を制限しているのだ。ISPが、自分が売ってもいない、支配もしていない製品の機能をブロックしていることは、むかつくしアタマに来る。”

ものごとは、“ISPは悪者だ。Skypeの利用にも課金しようとしている”とわめいてすむほど、単純ではない。私もよく知ってるlolinyerfaceが、Redditに書いたコメントによると、Theopeninter.netの仕事は、“今無料のものも、いずれ個別に料金を払うようになるかもしれない、と一般大衆に説明することだ”そうだ。

Ciarloは次のように説明している:

TheOpenInter.netを作ったのは、将来ISPたちがインターネットを支配し、すべてのデータを等しくダウンロードすることができなくなる、そんな状況をみなさんに思い描いていただくためだ。このサイトのデザインの段階では、ISPにお金を払って買わなければならないパッケージとしてNetflixとHuluをサイトに同梱することも考えていた。でもあとのほうで、それはやり過ぎかもしれないと反省した。

でも驚いたことに、Wiredに載った“Mobile Carriers Dream of Charging per Page”(モバイルのキャリアはページあたりの課金を夢見ている)という記事は、それと同じことを述べている。キャリアが実際にWeb閲覧への課金を考えているという、証拠の文書等はないが、状況証拠はいろいろある。おそろしいことに、なりそうだね。”

これではまるで、未来のクリスマスの幽霊が、現れたみたい。

〔訳注: 携帯キャリアやケーブルテレビ企業のように、回線をメインの”金づる”(音声電話やテレビ放送の提供)のために主に使いたい企業は、副次的・おまけ的サービスにすぎないインターネット利用の制限、差別、課金等に固執し、今度のFCCの案はそれを認める方向に傾いている。今日まで一貫して純正なネットの中立性を推進してきた活動家たちは、FCC案に大反対している。参考記事: 「ネットの中立性を危険にさらしたのはGoogle/VerizonではなくてFCCだった?」。〕

[原文へ]
[jpTechCrunch最新記事サムネイル集]
[米TechCrunch最新記事サムネイル集]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

[]警察にひどい扱いを受けたらAdd Starrgfxmpnekutakutatriangleotsuneotsuneotsune

 暴行を受けたために保護を求めて警察に電話すると、被疑者扱いをされた上に、DNAサンプルをとられそうになったという経験談がweb上で話題になっている。

烏賀陽弘道さんが体験した警察の横暴」

http://togetter.com/li/82613

読んだ人の多くが驚き、憤っている。

 警察は、「社会の秩序を守る」のが仕事であり、「個人ひとりひとりの生活を守る」ことはない。だが、「市民を守る」という言い方で、まるで警察が自分たちの見方であるような錯覚を起こしやすい。警察官の中には誠実で良い人もいるだろうが、集団としては暴力行為を容認される権力を持った人たちだと捉えたほうがいいだろう。警察・検察関係の取材を重ね、事情をよく知る烏賀陽さんでも、対応では苦労されている。

 ブックマークコメントでは、「こういう場合、どうすればいいのか?」「相談窓口はないのか?」という声があがっているので、紹介しておく。

「救援連絡センター」

http://qc.sanpal.co.jp/

一瞥してわかるように、完全に左翼の作った団体である。1969年に、次々と左翼活動家が逮捕される中で、警察権力への抵抗と被逮捕者保護のために設立された。対警察のマニュアルの冊子も販売している。

「救援ノート」

http://qc.sanpal.co.jp/kyuennote/

職務質問への対応や、PCデータの扱いなどについて、書かれている。また、web上でも職務質問対策について情報が出ている。

「職務質問対策」

http://qc.sanpal.co.jp/suppression/police-checkup/

現在、資金難であり、この団体の財政支援が必要だと訴えている。

「財政支援」

http://qc.sanpal.co.jp/center/donation/

私も、ケータイのアドレス帳には、ここの電話番号を登録している。


 私自身、先日、暴力が起きている場を認知して警察を呼んだ。私は、暴力を振るう側も、振るわれる側も面識はなかったのだが、とても自分の力で介入できないと判断して電話をした。幸い、暴力はすぐにやんだのだけれど、やってきた警察官の態度はぞんざいで、通報した私が話そうとしてもすべて無視して、隣に立っていた同居人(男性)に話を聞こうとするのである。警察は相変わらずだなあ、と思った。(腹が立ったので、「警察はいまだに性差別的な対応をするのですか?」と抗議しました)

 また、性暴力被害者支援にかかわっていても、大きな壁になるのは警察の無理解である。ストーキングに関しても、ずいぶんと警察側は丁寧に対応するようになっている。しかし、それは「典型的な例」だと彼らが認知するケースの場合である。すなわち、「無垢な女性」が「異常な男性」に物理的被害を受けているケースに限られる。たとえば、同性間のストーキングであったり、被害者が勤労し定住していない場合には、まともな対応が得られないことがある。そのため、被害者は警察と交渉しなければならない。この場合、警察対応に慣れた支援者に同行を求めるのは有効だろう。性暴力被害者支援団体(DV対応しているところでもよいと思う)や、女性センターの窓口などで相談してみるのも一案だ。(男性の被害者の場合は、より厳しい状況におかれる。相談機関ではないが、当事者のサイト*1から情報を収集するくらいしか、私もいい案を持っていない)

December 23, 2010

新しい恋のお相手はフェースブックで探そう-出会い系アプリが急成長

はてな livedoor Yahoo! Newsing it! Buzzurl

  12月23日(ブルームバーグ):インターネットの普及に伴い、恋人やデートの相手も「マッチ・ドット・コム」や「イーハーモニー・ドット・コム」といった出会い系サイトで探す時代になった。最近ではソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の人気が高まり、恋人探しでも「アーユーインタレスティッド・ドット・コム」などSNSのアプリケーションソフトの利用が進んでいる。

  SNSのフェースブックや米アップルの携帯電話「iPhone(アイフォーン)」で利用可能な出会い系アプリでは、利用者は友人や家族など自分がすでに知り合いとして登録している以外の人のプロフィルを見ることができる。アーユーインタレスティッド・ドット・コムの親会社SNAPインタラクティブによれば、同アプリの利用者は1日当たり5万人を超えるペースで増えている。一方、マッチ・ドット・コムの利用者は1日当たり2万人の増加だ。

  調査会社アップデータ・ドット・コムによれば、アーユーインタレスティッド・ドット・コムは、フェースブックの出会い系アプリとしては最大で、利用者数は1カ月当たり平均で1300万人を超える。マッチ・ドット・コムやイーハーモニー・ドット・コムにもフェースブックのアプリはあるが、1カ月当たり平均の利用者はそれぞれ7万2712人と8607人にとどまっている。

  SNAPのクリフ・ラーナー最高経営責任者(CEO)はインタビューで、マッチ・ドット・コムなどの「従来の出会い系サイトは、当社のようにアプリとしての大きな存在感がない」と指摘。「われれや幾つかある競合他社の成長は突然始まったものだ」と述べた。

  マッチ・ドット・コムの親会社IAC/インタラクティブコープのグレゴリー・R・ブラット氏は、マッチ・ドット・コムは真剣な付き合いを求める人にはより大きな魅力があるが、新規の利用登録はそれほど増えていないようだと述べた。1995年に始まった同サイトでは、利用者が自分に合った人を探せるようデータを集め、多数のエンジニアを動員してサイトやアルゴリズムの改良を行っている。

  ブラット氏は「アーユーインタレスティッドはちょっとした遊び半分の楽しいアプリだ」と話す。「サイトの管理に携わる人はごく少数だ。われわれは事業を最大限に高めるため、何百人ものエンジニアを雇っている。高度な知識、サイトを支える大量のデータ、大きなコミュニティが必要だ」と違いを説明した。

  マッチ・ドット・コムなどIACが手掛ける出会い系サイトの事業は、2010年1-9月期の売上高が2億9240万ドル(約242億6000万円)で、前年同期比13%増。一方、アーユーインタレスティッドを手掛けるSNAPの1-9月期の売上高は390万ドルで、前年同期比65%増となっている。

翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:ニューヨーク 森 茂生 Shigeki Mori smori1@bloomberg.net Editor: Akiko Nishimae記事に関する記者への問い合わせ先:Brett Pulley in New York at bpulley@bloomberg.net

更新日時: 2010/12/24 05:08 JST

IVS 2010 Fall:

「人事評価は必要か」「まかない」「優秀なエンジニアとは」──ベンチャー経営者が語り合う (1/6) [はてなブックマークで表示]

IVSの「新進ベンチャー経営者が物申す!『最新の経営とはこういうものだ!』」には、はてなの近藤氏、芸者東京エンターテインメントの田中氏、コロプラの千葉氏、ポケラボの後藤氏、佐々木氏が登場。各社各様の経営論や理想と現状が語られ、大いに盛り上がった。
2010年12月22日 16時33分 更新

 京都で開かれた「Infinity Ventures Summit 2010 Fall」(IVS、2010年12月7~8日)中のセッション「新進ベンチャー経営者が物申す!『最新の経営とはこういうものだ!』」には、はてな代表取締役の近藤淳也氏、芸者東京エンターテインメント代表取締役CEOの田中泰生氏、コロプラ取締役副社長の千葉功太郎氏、ポケラボ代表取締役の後藤貴史氏と佐々木俊介氏の5氏を迎えた。モデレーターはオプト取締役会長の海老根智仁氏が務めた。「モバゲーとグリーは仲良くしてほしい」(田中氏)、「ベンチャーに人事制度は合ってない」(千葉氏)など忌憚のない意見が次々飛び出し、会場からは拍手や笑い声がこだました。

photo(左から)司会を務めたオプトの海老根氏、はてなの近藤氏、芸者東京エンターテインメントの田中氏

海老根 今日のタイトル(新進ベンチャー経営者が物申す!「最新の経営とはこういうものだ!」)ですが、すごいテーマですね。またセッションに出てほしいと頼まれたんですが、もうわたしの時代じゃないでしょと。だってこうやって急激に成長してらっしゃる企業も多いし、やはり昔と比べて若手の意識も変わっていると。社員として採用する若手の意識もまったく変わっているんで、経営のスタイル違うんじゃないかと思いまして。急成長企業の皆様に集まってもらった次第です。

 まずリラックスしてやってください。では、まず乾杯ということで(グラスビールを掲げ、口をつける)1社1社自己紹介をしていただいてよろしいでしょうか。まずはですね、はてなさんの近藤さん。創業が2001年で、この中で一番古いですね。簡単に会社の紹介をお願いします。

はてな、「T型コミュニケーション」を促進

photo近藤氏

 近藤 株式会社はてなの近藤といいます。はてなをご存知の方は多いと思いますが「T型コミュニケーションを促進する」というミッションを掲げていまして、人と人とのコミュニケーションを促進するという側面とそれから、コミュニケーションから生まれる情報をいろんな方に届けようという側面。それがTの横棒と縦棒ということで、独自の言葉を作っていますが、そういったカテゴリーのWebサービスを提供している会社です。

 主なサービスがブログサービスの「はてなダイアリー」であるとか、ソーシャルブックマークの「はてなブックマーク」ですね。「はてなブックマーク」のほうは、かなりネットの情報で面白い情報が集まってくるサイトということで、ご覧になられている方多いかと思います。あと、最近ですと任天堂さんと2008年から協業して「うごメモはてな」という少し毛色の違ったサービスをやってまして、ニンテンドーDSiを使ってパラパラ漫画を動かすサイトです。そういったサービスを10個ほどやってまして、位置情報を表示する「はてなココ」ですとか「はてなモノリス」「人力検索はてな」といったサービスをしています。

 創業が2001年ですのでちょっと新進ベンチャーというより老舗の部類に入りつつあるのかなあと思いますが、2001年京都で創業いたしまして、もともと京都の会社です。今回はようこそ京都へといった気持ちでおります。04年に東京に移りました。それから1回シリコンバレーのほうにアメリカの支社を作りまして、僕自身2年ほどそちらにおりました。08年に京都に本社を戻しまして、現在京都の開発拠点と東京の営業拠点という形で活動しています。既存のサービスを伸ばしつつ、世界に通用する技術を作ろうと頑張っています。よろしくお願いします。

海老根 まず、1点近藤さんにお聞きしたいのが、10年会社をやられていて最大の壁っていう障害というか波を一つあげるとすればなんなんでしょう?

近藤 一番大きかったのは、はてななりの経営スタイルをみつけるところまで少し時間がかかったのかなぁと思っています。先ほど申し上げましたアメリカに行ったりとかあったんですが、アメリカに行っていた2年間というのは会社なりの方向性が試される時だったのかなと思っています。

 僕自身がシリコンバレーに行って子会社立ち上げをしている。社長が東京のオフィスにいないというのはどういうことなんだという状況になったんですけど、そういう中でアメリカから世界に通用する新サービスを立ち上げようとする機会があったんですけど、若干そのとき日本の体制とアメリカの体制とで力が分散するようなところがありまして、日本に戻るという選択の際、このままアメリカで立ち上げ続けるか、日本に戻って体制作るかって悩む感じでしたね。その時に日本のメンバーと世界に通用するサービスを作ろうと、開発拠点も京都に移して新しい体制でサービスを作り始めていくことにしたんですね。09年10年と随分その体制作りも確立できたので、ここから挑戦というのが始まっていくと思います。

海老根 ということは、古い言い方になりますけど技術力を生かしたSaaSみたいな感じと考えてもいいんでしょうか?

近藤 そうですね。

目指せ!デジタル世界の地主――芸者東京エンターテイメント

海老根 続きまして芸者東京エンターテインメントの田中さんの方から自己紹介、会社紹介おねがいします。

photo田中氏

田中 こんにちは、田中泰生といいます。元々東大法学部だったので財務省に行こうと思ってたんですけども、当時ノーパンしゃぶしゃぶ事件ってのがあって、(財務省に)行ったら「ノーパンしゃぶしゃぶに行ってるのは一部の人です」と言われて、こんなプライドのない組織に入れるかボケーと思って民間企業に行きましたと。それで2006年10月に会社を作って、電脳フィギュアというもので世に出たんですけども。買ってない人はアマゾンに出てるんで買ってください。9800円です。

 フィギュアを作った後、いろいろやって今はソーシャルゲームを作ってます。僕ら会社としてしたいことは1日も早くデジタル世界の地主になる。地主になりたいです。はい。最近どんなことをやってるかというと、プラットフォームを選ばず、PCでも携帯でも面白くてもうかったら何でもやるぞという会社です。

photo 芸者東京の製品/サービスの開発思想

 最近ですと「おみせやさん」というのをやっていて会員が300万人ぐらいいて、もうかってます。多分モバゲーとかグリーの30分の1くらい(会場から笑い)もうかってます。(やや小さな声)ミクシィで今テストしているものがあって、めっちゃ僕の中で儲かる予定です。(会場から笑い)。

 僕らの製品開発の思想って、技術の会社とかありますけど、僕らは聞いて面白くて、観て面白くて触って面白くて、伝えずにはいられない、そういった商品を作りたいと思ってます。

海老根 ちょっと1個質問したいんですけど、先ほど田中さん、「プラットフォームを選ばず」っておっしゃってましたけど、現在のプラットフォーム業者をぶっちゃけどう思うのかってのをぶっちゃけていただきたいなと。

田中 今日、海老根さんに「新進経営者、過激なこと言え」と言われて何いってもいいって前提で、「龍馬伝」を観てほしいって話で、「もう狭い日本で争ってる場合じゃないがじゃ」とか言ってたでしょ。なんか、モバゲーさんとGREEさん、ほんと仲良くしてほしいな。(会場爆笑、拍手の渦)

海老根 どうやったら、仲良くできるんですかね。

田中 龍馬伝観たらいいんじゃないですか。モバゲーもGREEも、mixiはちょっと違うけど、僕がやっているソーシャルゲームで言うと世界最高の場だと思うんですよ。集客とかマネタイズとかで。だから、本当に健全に切磋琢磨して、いま日本でやってることを世界で10倍にして、10倍を2で割って5にして。僕らもそっから出てくる、甘い汁を吸いたいなぁ。(会場笑い)。お願いします。

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「人事評価は必要か」「まかない」「優秀なエンジニアとは」──ベンチャー経営者が語り合う (2/6)

2010年12月22日 16時33分 更新

コロプラ、「物が動かず、人が動く」コンセプトに

photo左から、コロプラの千葉氏、ポケラボの後藤氏、佐々木氏

海老根 続きましてコロプラ副社長の千葉さん。

千葉 みなさんこんにちは。コロプラの千葉と申します。新進ベンチャーということできましたが、Grouponのスピードを見ると全然駄目だなぁと思いながらしゃべらせていただきます。

photo千葉氏

 実はくしくも2008年10月創業の会社なんですけど、グルーポンより1カ月早く生まれているんですが、早くもこんなに差が付いている。この前までマンションベンチャーでしたが、そこからちょこちょこ人を増やして90名くらいでやっております。やっているものはシンプルにというかシンプルにしたんですが、位置ゲーというのを作っております。うちは独自に作って、ネットとリアルを融合させたいなぁとの思いでやっておりまして。

 位置ゲーってやられたことある方どのくらいいらっしゃいますか? よろしければ挙手を。(手の上がり具合を見て)まだまだですねえ。頑張んなきゃです。ありがとうございます。

 位置情報を登録して現在位置に絡めて何かゲームの要素が生まれたりとか得があったりとか、リアルと連動しているので、単純に携帯で遊ぶのではなくて、リアルのお店だったりとか鉄道だったりとか、宿泊施設と絡めて広がっていくというコンセプトがあります。僕はベンチャー業界で携帯のことをやってきたのですが、人が動かずモノが動く世界が確立されたかなと。人が出不精になった10年でもあったかなと思っていて、僕はもっとインターネットの力があるんじゃないかなと。じゃあモノが動かず人が動くサービスを作ったらどうかなというのがコンセプトです。あるいはお出かけのきっかけをつくることにこだわりをもって作ってます。

海老根 しつこく同じ質問しますけど、現在のプラットフォーム業者どう思われてます?

千葉 (爆笑の後)全く同じ意見です。というか参入しないで、陰から、がくぶる震えていたって立ち位置なんですが。プラットフォームに提供するのでなく、ちっちゃいプラットフォーム作って、なんか隙間で立ち位置作れたらいいなと10分の1のプラットフォームを作ってやってます。

 ただ、実はさっきの田中さんの意見と同じで日本の国内で戦ってどうするんだよと。さっきのGrouponさんの話でもそうなんですが、日本から始まって世界に出ていき標準化したものってホントにないなと思っていて。自分がこだわっているのはアメリカ発のビジネスじゃないからなんですね。ゲームに特化して位置情報ってのはなくって、これって日本ぽいなあと思っているんですよ。なんとか日本勢が世界に出ていけるようにと思っているので、内紛している場合じゃないのになあと思ってます」

海老根 位置を基軸としたプラットフォームを目指しているってことでいいんですよね。

千葉 はい。位置に関しては。チェックインですね。

海老根 それともう1つお聞きしたいんですけど、先ほど創業2年で現在100人近いと。これってものすごく大変なことだと思うんですけど、マネジメントのご苦労ってあるんじゃないですか?

千葉 でも、毎週50人入社するグルーポンさんに何を言えばいいのかって感じですけど。大変ですね。そもそも採用ができないのが大変です。

海老根 とれない?

千葉 とれない。

海老根 社員はどこらへんからとられているんですか?

千葉 普通にあらゆる求人メディアから何から何まで使っててもとれない。ここらへんもさっきのプラットフォームと同様、採用戦争が起こっているのできついですね。

ポケラボ、平均年齢27.5歳

海老根 ポケラボの共同代表、後藤さんと佐々木さんです。こちらも創業4年。後藤さんが25歳、佐々木さんが27歳と非常にお若くていらっしゃいますが、会社の紹介をお願いします。

photo後藤氏

後藤 ポケラボの後藤と申します。2007年の11月、私がまだ学生の時に作った会社になります。今勢いよく増えてまして従業員で70人くらいいる会社です。成長速度もコロプラさんと同じような形で、1年ぐらい前の11月には私と佐々木を含めて4人ぐらいしかいないマンションでやっていたベンチャーでした。非常に若い会社で平均27.5歳くらい。エンジニアとかデザイナーがほとんどを占めているんですけれど、みな20代前半から後半ぐらいの方たちです。事業内容はモバイルソーシャルアプリケーションがメインで、mixiさんとモバゲーさんに合わせて4タイトルを提供しています。今後1月くらいにかけて5~6本出てくるというのが現状になります。

海老根 千葉さんと同様の質問をさせていただきたいんですけれども、社員が急激に増えてらっしゃいますよね。マネジメントの工夫とか、大変なら大変の一言でもいいんですけれども、そうというものはあるんでしょうか。

後藤 若い会社というのがありまして、ミドルマネジメント層がいないので、すごいかなり苦労しています。

海老根 ポケラボさんのミドルマネジメント層って何歳ぐらい。

後藤 27歳です。

海老根 27歳!

後藤 経験がまだ浅い方も多いので、難しいところにいます。

photo佐々木氏

海老根 ちなみに佐々木さん、27歳以上の方はいらっしゃるんですか。

佐々木 はい、おります。最高で言うと36歳。まぁ、30代が10~15人くらいでしょうか。

海老根 年上の方のマネジメント大変じゃないんですか。

佐々木 いや。採用の時も子供心というか、若いマインドを持っている方を採用しているので、そこまで何か問題が起きるってことは今のところないです。

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「人事評価は必要か」「まかない」「優秀なエンジニアとは」──ベンチャー経営者が語り合う (3/6)

2010年12月22日 16時33分 更新

田中氏「基本的に口だけ出していいのは会社の中で僕だけ」

photo海老根氏

海老根 今日はですね、最新の経営はこういうもんだというセッションでもありますので、まずお聞きしたいことの1つ目なんですが、自分の会社でやっていて他の会社ではやってないんじゃなかろうかと思われるような、経営手法やノウハウなんじゃないってことを主観でもいいので2、3披露してもらいたいと思います。それでは近藤さん。

近藤 最近熱いなあというのがまかない。まかないを会社で出しているんですよ。平日に調理スタッフがいて、会社でご飯を出しているんですよ。全員が同じ釜の飯をくうというかご飯を食べているんですよ。先日もNHKさんが新しい取り組みということで取材いただいて、ニュースなんかでも取り上げられたんですけれども、そういうことやってますね。他社から来られる方が言うには、社食よりもみんながオフィスの中で食べながら話していることがコミュニケーション促進になっています。お腹すいたらいつでも無料で食べられるのでお勧めです。基本は昼なんですが、残っていれば夜ごはんで食べているような人もいます。

photo 開発の仕方 同時進行ミーティング

田中 まかない飯とか普通のベンチャーどこでもやってるんじゃないかなぁと思ってたんですよ。僕らみたいな会社なんてたかが携帯のゲーム作るぐらいでミドルマネジメントっていうのかとか思うんですよ。例えば、たかだがゲーム作ってるだけなんで、ミーティングって僕の席の前で複数のホワイトボード立てて並行してやってて、必要な時だけ僕が指示を出すって感じで。3ついっぺんにやったりとか。

 基本的にうまくいってないところは僕が指示を出すだけなんで、ミドルマネジメントとかいらないし。社員数もジンガとかあほみたいに取ってるらしいんですけど、たかがゲーム作るぐらいでそんなに人を取るって何をやってるんだろうなって不思議でしょうがなくて(会場から笑い)。おまえらマック食いすぎちゃうんかって(会場大爆笑)。

 だって任天堂とかだって実質社員600~800人とかでしょ。ハードも作ってて。僕はこれからのベンチャーって製品少ないほうがいいと思ってて。少ない製品ででっかく勝つ方がいいって思っていて。組織をコンパクトにして文化を統一して作った方がいんじゃないかなぁと思ってやってたりしてます。ノウハウと言えばノウハウだし、他の会社が何やってるんだろうって感じです。

海老根 文化統一ってどのようにやってるんですか。

田中 僕らの場合、基本的に口だけ出していいのは会社の中で僕だけ。プロジェクトに対して口を出していいのは僕だけ。なんでかっていうと僕がお金を出してリスクを取ってるから。僕以外の人は全員、手を動かし足を動かし物を作ってくださいと。作るときに知恵を出すか、誰よりも頑張るかが考え方。ネット社会の地主になりましょうといってるだけミッションもシンプルと思うし。

海老根 いつもこんな感じですか。

photo 巣鴨プリズン会議

田中 座ってるのはこの時だけで。「巣鴨プリズン会議」って言って、巣鴨にものすごく汚い喫茶店があって、むっちゃ臭い会議室があるんですよ。新しいことを考えるときはここにきて1分でも早く帰るために(会場大笑い)追い詰められた状態で面白いことをぶぁーって言ってそれでアイデア出すのは終了で。その後は会社に帰ったらホワイトボードに立ってやって。ミーティングも立ってやるんで。作ったものはサポートの女の子たちに遊ばせて「つまんない」とか言われると、その話を伝えて(やり直す)って感じ。めっちゃシンプルです。

海老根 モノ作り以外はどういうスキルの人がいるんですか。

田中 モノ作れる人以外はいなくて、営業も広報もいないし。ちょっとだけもうかってきたので経理の人が入ってきましたけど。基本的にスクリプトくらいは全員書けるし。当然デザイナーでも普通の会社のプログラマーくらいにはFlashのゲーム作れると思います。

海老根 こういった会社で人をたくさん増やすのはあり得ないと。

田中 なんか二人三脚で100メートル走出てるやつみたことないですよね。(会場から笑い)僕からみたらジンガとか数増やしたらラッキーみたいな。僕は数増えると聞くとラッキーで。この業界って、僕みたいなゲーム作るの好きなやつって幼稚なんで、人増えるとケンカするんですよ。変な三角関係始まったりとか(会場から笑い)。僕らはそうならないように極力人増やさないように。そんな感じですね。

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「人事評価は必要か」「まかない」「優秀なエンジニアとは」──ベンチャー経営者が語り合う (4/6)

2010年12月22日 16時33分 更新

「最も重要なのはユーザーが幸せになること。次に従業員が幸せになること、最後にステークホルダー」

千葉 まかないはうちも。キッチンがあるんですよ。10人ぐらいが一緒にできる大型コンロ6口、大型冷蔵庫2台入れて。自炊部ってのがあって。会社で飯を食ってると。飯を食ったり飲んだりパーティーしたりってのが定着していて。意外とみなさんやってるんだなと。立ってる会議、営業がいない。これも共通してました。立ち会議用テーブルがあって15分くらいでぱっとやって。ただ人数多いです。あほっぽいですよね(笑い)。何やってるんでしょうね。コンパクトにできるんでしょうね。

田中 僕は間引きしているんで。サッカーチームと同じで人取ると減へらそうとしてるんで。間引きするぞ、っていってるんで。定期的には間引きしてます。

千葉 海老根さんの他社でやってないことの話で言うと、位置ゲーに特化している。とにかくこだわりをもっていて。特化型であること。もう1つが理念ですね。生まれながらにして地域を元気にしたいとの思いがあって。位置ゲーで田舎のシャッター商店街を活性化させられたらいいな、もうちょっと東京から人が動くといいなあと真面目に思っていて、理念を実現するような会社になりたい。思いを本気で考えている、社会貢献性と事業が一致することだと思っているんですけど。もっと日本を強くするためには、ITの力で観光だったり移動だったり、内需の力を高めたいなぁと。思いを持ってそう考えを持っている人が集まってる。

海老根 理念や考えを社員にしつこく言う場みたいなものって?

千葉 名刺の裏にべったりと、最も重要なのはユーザーが幸せになること。次に従業員が幸せになること。最後にステークホルダーと書いてるんです。かなりひどい順番の名刺を外に配ってるんですが。かなり初期段階からやってます。

佐々木 従業員全員が手も出すし、口も出す形でやっています。ワークショップをやりまして、理念や価値観というものをほぼ全員で集まって、こういう会社でこういうことをやっていくんだってことを決めました。全員でやっていこうにしています。

後藤 原則、マネジメント層がクリエイティブなものに関して言うことはないです。全部任せていて、1年前までは自分たちで作っていたんですけど、どんどん任せていこうと。出てくるものに関しては基本的にGOだけだす。ある程度ルールやノウハウがあるのでそれを満たしていれば。コアバリューを決めたワークショップを仕事の場以外でもやっているので浸透していると思います。

従業員の評価制度は?

海老根 事前に聞きますよって言わなかった質問なんですけど、従業員の評価制度が気になるんですけど。

近藤 全員が参加する360度評価。全員が全員にこの半年間の評価を100点満点で点をつける。それを評価の高い人が入れている点数こそ重要であるという計算式を作って最終的な貢献度の点数計算をする。民主的にというか、たくさんの目を入れた貢献度測定をしてます。それを利益の一定割合をボーナスにするとしているのでボーナス計算に使ってます。

田中 3カ月に1回全員と話をする。良ければ次の3カ月頑張れば給料とか上がるし。悪ければイエローカードで、次の3カ月悪ければレッドで退場。年間数人とかですけど。誰かが何をやってるか僕が見えているうちは、かい離はないと思うんですよね。100ラインとかなったときにはいい人事コンサルタント雇えばいいのかなと。

千葉 評価制度入れてません。いまだに決め打ちで「おまえはいくらじゃ」と役員がやってます。たぶんベンチャーで人事評価って意味がないんじゃないかと思ってまして。結局こいつが良かった悪かったってのは明確なのに、評価制度を作っちゃうと数字をいじくりまわしたり制度に合わせちゃう。存在意義がない。

 だったら1人1人とコミュニケーションを密にとってやれればいいんじゃないのかな。300人くらいまでならいけるんじゃないかなあと。デジタルな人事制度はなしでいこうかなと。賞与を半年に1回出していて半期の売上目標に達したら全員1カ月、超過達成した場合は5倍のアクセラレーションがかけられて、5分の1達成したら1カ月増える。最大3カ月まで。ゲーム会社なんだからそういうところがあってもいいのかなと。

佐々木 一応、評価制度は入れてまして。結果と能力と努力をまあ360度評価して、考課査定する。ただすぐ陳腐化する。困ってるところです。いいアドバイスがあれば教えてください。賞与については3カ月に1回出ます。

千葉 ちょっと質問したいんですけど、われわれの敵って労働基準法かなと思っていて。

田中 法令順守企業なんで。法律さまさまでやってます(会場から笑い)。制度なんで裁量労働の協定を柔軟に使えればいいなぁと思います。

海老根 うちの場合はB向けなんで、そんなに悩みないですね。

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2010年12月22日 16時33分 更新

モンハンやドラクエが出ると社内の雰囲気が良くなる

海老根 経営上の大きな悩みや今までの危機をどのように乗り越えたか、あるいは乗り越えようとしているか教えてください。

近藤 もっとヒットするサービスを出したい。世の中を良くしているって実感を得られるサービスを生み出したいってのが理想ですね。それは相当難しいなぁと思ってます。年2回ほど開発合宿2泊3日で行ってます。エンジニアとデザイナーが集まってやってます。テーマに沿ってれば何やってもいいよとやり始めます。ばらばらで作ったものを評価して優秀なものを表彰すると。20個作ったうちの10個ぐらいはサービスとしてできるのかなと思っています。

田中 ぶっちゃけ組織経営なんてどうでもいいんですよ。ベンチャー企業なんで。2年に1回、お客さんの規模と売り上げと利益が2年に1個ゼロが増えれば、10年後くらいに僕の愛するディズニーとか任天堂とかを叩きつぶせると考えているので、2年に1回ゼロを増やすにはどうしたらいいのか、やらなきゃいけないこといっぱいあるじゃないですか。電脳フィギュアの頃って1万円のモノが1万個売れて1億円になって、今mixiさんやGREEさんのおかげで売り上げがゼロ1個増えていて、その都度課題があるんですけど。1個1個が課題だし。そのために必要なものを分捕ってくるのが僕の仕事かなぁと思っていて。課題と言えば課題だし、当然と言えば当然ですが。ちょっと禅問答みたいな感じになっちゃいましたね。

海老根 そのために一番初めに必要なことはなんだと。

田中 道ですね。道。孫子も言ってますけど。麻原じゃないですよ(会場から笑い)。一番大切なのは道を誤らないことだと思っていて、今日僕京都に来たんですけど、間違えて東北新幹線乗っちゃうと青森行っちゃうじゃないですか。方向さえ間違えなければ、時間かければ着くじゃないですか。宝の山がどこにあるかって分からないとどうしようもないですよね。それを探すことが組織のスタートで、道具とかお金とかを取ってくる…。そういうことを社員には言ってますね。

海老根 ちょっとよく分かんないなあ。道を決めるために必要なものってなんですか。

田中 道って議論しても出ないじゃないですか。当り前じゃないですか、答えが出ればみんな会社を作るはずなんで。青春のぶつけどころを探している若者が僕のところに来ているわけで、僕はその道を提示しているんですよ。僕が苦しんで勉強して見聞して探すんですよ。で、その見つけた道を走破するために、社員にお前はしご掛けろとかいうわけですよ。

千葉 去年の8月、ドラクエ発売。12月にモンハン発売。全然関係ない話のようなんですが、可処分時間の奪い合い、バッティングが起きていて。ついつい携帯ゲームに目が行きがちなんだけど、遊ぶものに費やす時間が携帯だったりDSだったり他の物だったりという戦いなんだなと。どう乗り越えるか。ひたすら我慢して。

田中 うちの会社、モンハンのせいでつぶれそうになってますね。

後藤 うちはモンハンのおかげでコミュニケーションが発生してありがたいぐらいで。

田中 うちのめちゃめちゃできるエンジニアが22時間とかFFやってたりして。

海老根 後藤さんとこは儲かってるわけね。

後藤 昼休みとかみんな狩りに行ってて、僕も欲しいのにどこにも売ってなくて、一緒に狩りに連れてってくださいって感じで。

千葉 何が辛いって、ユーザーの時間も奪われるし社員の時間も奪われるしダブルなんですね、手の打ちようがない。

後藤 モンハンとかドラクエが出るといろんなコミュニケーションが出たり、研究したり雰囲気が良くなるんです。離職率が低いってのが強みなんですけど、若いために子供っぽい人が多いってのが悩みで。マナーやコミュニケーションがうまくできなかったりって人が多くて、非常に人材が肝な会社なので人事の育成が悩みです。

海老根 キャリアの道筋はどう作ってあげてるんですかね。

後藤 それがですね、ワークショップを開催して、増えた時にコアバリューとかミッションを共有しているんですけど。そんな感じできたらいいなと思ってるんですけど。

海老根 基本的に全員参加型経営を目指すということなんですね。

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「人事評価は必要か」「まかない」「優秀なエンジニアとは」──ベンチャー経営者が語り合う (6/6)

2010年12月22日 16時33分 更新
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「優秀なエンジニア」とは?

海老根 会場のみなさんからご質問を受けたいと思っているのですが。

質問者 マイネットジャパンの上原と申します。近藤さんに質問を。Web 2.0世代からすると、はてなさんは変な会社の象徴だと。ただ最近の話をうかがっていると、何かの切り替えがあったんだろうなと。その辺を掘り下げて教えてください。

近藤 僕自身が書いた書籍が「変な会社の作り方」という本で立って会議をするとか書いて新進の会社として取り上げられたことがあったんですけど、おっしゃるように変遷しているかなぁと思っています。基本的にエンジニア主体で好き放題モノを作っていればヒットに恵まれると思っていたんですが、それだけでは組織としてはまとまってやっているメリットが生かされないなあと。1個のアカウントで相互的な体験を提供という、はてなとしては方向性を定めて集結させないといけないなと感じた次第ですね。

質問者 アライドアーキテクツの西田と申します。優秀なエンジニアの定義と、どういう育成方法を取っているか教えてください。

近藤 技術力が高い。切磋琢磨して技術力を伸ばすカルチャーを作るか、一歩抜け出た技術者を評価できる軸を持っているかが肝かなと。うちでいえば、ユーザーに喜ばれる価値の持ち込みやサービスの作り込みができる人になってほしい。失敗の回数は重要だなと思っていて、失敗したから評価を下げるではなく、当たるのは3割くらいだよと伝えるようにしています」

田中 無茶ぶり経営なんで。一番近い会社はたけし軍団だと思うんですけど(会場から笑い)。「ダンカンこの野郎」みたいな感じで。5メートル飛べるやつには8メートル死ぬ気で飛べって言うし、3メートル飛べるやつには5メートル飛べっていうし。飛べたやつは自信付けてもっと飛ぶだろうし。落ちたやつは消えていくだけって感じで。ただやってるだけなんですよね。

 ただ、3メートル飛べるやつに10メートル飛ばせると、そいつが落ちたせいで周りが迷惑する可能性があるので、そこの見極めが僕の一番大事なところなのかなと。飛ばせる幅って、カルチャーとか大事って言うけど、ドラゴンボールの悟空じゃないけど死ぬ気で戦った時じゃないと残らないと思うんですよ。臨死体験とかして、死ぬやつは死ねばいいし、残ったやつはめちゃくちゃ強くなるし、それを繰り返して会社が残ってれば会社は強くなるし、僕かみんなが力がなければ会社が残らない。それだけ。

千葉 セルフマネジメントができる人。育て方ですけど、基本エンジニアがエンジニアを見る。社長はエンジニアですし。2点目は業務の配置をゼネラリスト型にしてなるべく広く回してあげる。3点目は時間を自由にしてあげる。夜や土日のフリーな時間を会社でだらだら過ごしていいよってする。書籍を全部無料にして何でも読んでいいよってな風にする。そこで自然発生的に勉強会とかになるってやっています。余った時間や仕事の時間以外の使い方が自由なんです。

佐々木 モノを作るだけでなく、ビジネスを作れる人が優秀なエンジニアだと思っています。B2Cなので単純にお金だけでなくて、お客様に喜んでいただけることもまで考えることのできる人が優秀かなと思っています。全員が経営者感覚を持てるようにワークショップですとか、朝会とかでビジョンを持って話せるようにしています。育成はワークショップ、今後定期的にやっていこうと思っています。研修とかはやっていなくて仕事の中で覚えていってもらおうと思っています。

34歳の私が中高生向けのWebサービスに携わって感じたこと。

イチゴミルク飴つきのチラシを配るのでぜひよかったら

こんにちは、株式会社8bitの高本です。

先週のブログでも書いていましたが、当社のプリクラを使った中高生向けWebサービスがやっとリリースされました。

http://prilabo.net/
ガラケーのみ対応。

そもそもこのWebサービスは、アルバイトで来てくれている現役女子大生のアイデアから始まり、ほぼ20代前半のスタッフで企画・開発しました。

その中で私はというと、ちょっとした進行管理と技術的な部分でのサンプルコードの提供だけ携わった程度です。

一緒にミーティングに参加して、中高生など若年層に向けたWebサービスのユーザビリティーだとか感じ方に愕然とするものがあり、今回はそのことについて書きたいと思います。

はっきり言って、参考書でみるようなユーザービリティーやアクセシビリティーとか、企業に対してプレゼンするときのような提案や企画は、彼ら彼女らには通用しないのではないかと思いました。

仕事として取り組む側、サービスを提供する側の見解と、実際の若者の感覚には若干の誤差があるのかなあと感じました。

今回のWebサービスは、自分が自分の経験地で、Webについて正しいと思って提案してきたことをもう一度見直す良い機会になりました。
今思うと「確かに!」ということが沢山あります。

思ったことや気がついたこと、つまづいたことをばらばらとまとめます。

■使っている用語が全然分からない!

はっきり言いましてプリクラは大学生のときに一回撮ったきりで、その後ぜんぜん撮ったことはありませんでした。

サービスの中の用語にも「」がいっぱいでした。

まず「盛る」とか「プリ」とか、そんなんで分かるの?みんな?え?!

まず、そこから理解できずティーンズ雑誌で頻繁に使われているのをみて、やっと理解できました。

確かにバンバン使われていますし、実際女子高生が「盛れたね!」とプリクラ見ながら話しているのも聞き、そこで初めて納得できました。

今回Webサービス作るに当たり、ティーンズ雑誌も結構みました。

プリクラ撮るとみんな目がでかくなって、ほぼ原型をとどめていないことに非常に驚きを覚えました。

■基本的にめんどい(面倒)という感覚

私もWebサイト制作などの仕事をして結構長いのですが、その見地から意見をいっても、本当にこちらの意見は通らない。

「そんなの見ないし」
「そんな面倒なことやらないし」
「おもしろくないし」

私はこれを若年層の3Cと自分の中で勝手に名づけました。

ヘルプを分かる場所に配置して、なんていうことを提案してみましたが、基本的にそんなことどうでも良くて、直感で触れて面白くないと使わないよ、ということです。
たしかに。。

これは若年層だからというわけではないのですが、大人ならじっくり使い方を見て理解してみようと思うところを「触ってみてよく分からなきゃやらない」という結論に達するのが早いようです。

そういわれると、確かに私もゲームの説明書を見たためしがない!

■企業に提案するような提案は基本意味なし

よく企業に提案する際に現在のサイトを改善するための内容として「ユーザービリティ」とか「アクセシビリティー」「Webならではの。。」などなど、大人を納得させるために色々な提案を企画に盛り込みますが、これもあんまり意味がない。

もちろん人が使うものですので、全然ということはないのですが、たとえば静止画のプリクラにWebならではのアニメーションを加えようなんていう話をしたのですが、あっさり「そんなのあんまり見てないし」というご意見をいただきました。

大人であれば「なるほど。。」と理解をしようとしてもらえる部分に対して考えない。

それはそうです。なくても困らないもの、興味がないものに対して理解しようとしないでしょう。

これは今後実装するか要検討ですが、確かに人のプリクラ見るときにアニメーションがあってもあまり注目はしないかも。。。どちらかというとどれだけ盛れているか、、なのか。。

このようなことを踏まえると、若年層にヒットするようなサービスを作れることは「究極のユーザービリティー」が実現できているのかもしれません!

———

<<私の思った若年層の感覚>>

そもそもなのですが、プリクラは自分の顔が出ているのに本当に投稿なんてするの?
というところが疑問でした。

ですが、前略プロフィールのようなプロフサイトが流行っているのをみても、名詞代わりというか自己主張の場が人気のようです。

たしかにmixiでもプリクラをプロフィールに貼っているいる子が結構いますし、モバゲーやGREEでも結構10代の子たちは顔出ししていますね。

私が中高生だったころとは環境が全然違い、Webサービスを使うのは当たり前だし、みんな顔くらい出してるよ。という感覚なのでしょう。

<<今回つくったWebサービスの使い方>>

ここでちょっとサービスのPRです。

今回作った「プリラボ」というサービスですが、ケータイから投稿したプリクラや写真に対して、デコ文字やスタンプやフレームといった素材でデコレーションできるサービスです。

そしてそれをアルバムにしてみんなに見せることや共有ができる。

基本的には女子中高生をターゲットにしているのですが、個人的に有効ではないかと思われる使い方を紹介します。

男同士でプリクラを撮れない」ということはご存知でしょうか?
ゲームセンターのプリクラコーナーに「男のみでの入場を禁止します」みたいな注意書きがされています。

そこで、、男同士でプリクラが取れるサービス!という切り口。
どうでしょうか?。。。。。たぶんイケテないかもしれませんが。

ということで。

そんなWebサービスですが、本日13時くらいから渋谷駅前にてチラシを配ります。
今回は女性スタッフが自発的に制服を着て配ってくれるとのこと感謝しています。
やはりプレスリリースとかTwitterとかそういったものでのPRは中高生には通じない!

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December 20, 2010

「少人数のチームの方がソフトウェアの品質は高い」実証的ソフトウェア工学の研究会が開催

2010年12月20日はてなブックマーク del.icio.us Twitter
タグ : システム構築

統計や実証を通してソフトウェア工学を研究していく、それが「エンピリカルソフトウェア工学」(Empirical Software Engineering、実証的ソフトウェア工学)です。「第一回エンピリカルソフトウェア工学研究会」が、12月10日に都内で開催されました。

基調講演では、マイクロソフトリサーチで研究をしているDr. Thomas Zimmermann氏が登壇。開発組織の構造がソフトウェアにどう影響するのか、バグ報告書やバグ報告者と修正されるバグの優先順位の関係、そしてエンピリカルソフトウェア工学という「データ指向のソフトウェア工学」を、どのようにソフトウェア開発における意志決定に役立ていくのか、といった内容の講演でした。

開発組織の構造がソフトウェア品質に及ぼす影響は?

マイクロソフトリサーチのDr. Thomas Zimmermann氏。

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今日はいくつかのテーマについて紹介したいが、1つ目に紹介するのは、組織の構造がソフトウェアの品質にどのような影響を与えるか。彼らの論文を紹介したい。

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ソフトウェア開発の世界では、次のような法則があると言われている。

コンウェイの法則: 組織の構造が、システムの設計にも大きな影響を与える。

ブルックスの人月の神話: 組織の構造がプロダクトの品質に大きな影響を与える。

しかし組織が実際にどれくらいソフトウェアの品質や構造に影響を与えるかは分かっていなかった。それを研究したものだ。

ソフトウェアの品質に与える要因を数値化したメトリクスには以下のものがある。

  • 変更の回数
  • 変更を行った開発者の人数
  • 会社を辞めた人数
  • 関係者のまとまり

4つ目の要因を詳しく説明すると、あるコンポーネントの変更を行うチームがそのコンポーネントを所有しているかどうか、また、どれくらいの数のチームがあるコンポーネントの変更に関わっているか、ということ。

組織に関する事柄を数値(メトリクス)で表すための例を示そう。ここにあるプロダクトに関わる7人のエンジニア(E1~E7)がいて、その上に複数レイヤにわたるマネージャ(M)がいる。

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オレンジの数字はプロダクトへの変更回数を表しており、マネージャの横の数字はそのマネージャの管理下にあるエンジニアの変更回数の合計である。トップレベルのマネージャの配下には合計で30人のエンジニアがいて200回の変更を行った。

また、ほかにもトップレベルのマネージャがいて、そこに40人のエンジニアがいて40回の変更が、また別に30人のエンジニアを抱えるトップレベルのマネージャがいて、そこからは10回の変更が行われていた。

あるコンポーネントをどのチームが所有しているかは、そのコンポーネントの変更に75%以上関わっているチームがそのコンポーネントを所有しているとみなした。この75%には経験から得られた数値だ。

そして実証の結果、いくつかの結論を得た。

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組織構造の縦方向が短い方がソフトウェア品質がいい。マイクロソフトなら、トップレベルにビルやスティーブが入ると縦方向に伸びるのであまりよくないだろう(笑)。

多くの人がコードに関わると品質は下がる。またオーナーとなるチームもコンウェイの法則で言うとおり、少人数や、結束力の高いチームで開発した方が品質が向上することも確かめられた。

また、こうしたソフトウェアの複雑さ、変更された行数、依存関係、組織の複雑さなさまざまなメトリクスを用いて、あるモデルを用いてソフトウェアのバグの発生率を予測した結果、よい予測精度を得ることができた。

少し分かりやすい例を示す。

1つ目はバグが発生するリスクの低い例。青い色が組織、緑の輪が1つのバイナリ、赤が新機能、星が変更を示す。

この図では、赤い丸の新機能を追加するときに3カ所の変更が行われたことを示している。これが1つの組織の中ですべて行われていれば、バグが発生するリスクは低い。

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次はリスクの高いパターン。組織をまたがってバイナリが存在し、新機能も変更部分も散らばっている。これは問題が発生する典型的なパターンだ。

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3つ目は、潜在的なリスクを含んでいるパターン。複数の組織によってあるバイナリに対して新機能の追加なしに変更が行われる。こういうときには、お互いの変更に気付かず、いつの間にかバグを抱えてしまうという可能性が高いのだ。

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分散拠点の開発は品質にどう影響するか?

もう1つ、分散した拠点による開発がソフトウェアの品質に与える影響についての論文を紹介しよう。「Does Distributed Development Affect Quality?」という論文で、Christian Bird、Nachi Nagappan、Prem Devanbu、Harald Gall、Brendan MurphyがICSE 2009で発表したものだ。

最近では分散した拠点での開発が一般化してきている。それに対して多くの研究も行われたが、ここでは品質に対する影響を紹介する。対象は、マイクロソフトのWindows Vistaの開発である。開発中にさまざまなメトリクスを収集し、リリースから6カ月後の品質結果と照合した。

これが集めたメトリクスのデータを示している。あるコード(cmroute.dll)に対して、そのソースコードを編集したエンジニアが、どのビル、どの拠点、どの大陸にいるのかの図だ。

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いちばん望ましいのは、同じビルの中にいるメンバーでコードへの変更が行われていることであり、大陸をまたがって変更するのはあまりよくないと言える。この例は比較的よい方で、コードへの変更の68%が同じビル内のメンバーである。

そしてこの研究目的は、こうした分散した開発の情報から、ソフトウェアの欠陥がどれだけあるのか、を予測することだ。

結果、エンジニア同士の距離がどれくらい離れると、どれくらいバグが増えるかは、ビルが異なると2.6%増加、カフェテリアが異なると3.9%増加、キャンパスが異なると6.3%増加、地域が異なると8.3%増加、大陸が異なると -3.9%となった。

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こうしたグローバルな開発でWindows Vistaの開発がなぜうまくいったか? 推測される理由は、アウトソーシングではなく同じ会社の中で分散開発したから。また、顔を見ながらのミーティングができる環境があり、レドモンド(マイクロソフト本社)で最初に教育を受けたエンジニアがそれぞれの国に帰って分散開発をするという形をとったから、などが挙げられる。

さらに、コードに対する所有など、クリアな構造とコミュニケーション手段を持っていることも特徴の1つだと言える。

エンピリカルソフトウェア工学はどうなるか?

エンピリカルソフトウェア工学(実証的ソフトウェア工学)はこの先どうなるか、について。

2つの研究分野。ソフトウェアリポジトリからのマイニングと、エンピリカルソフトウェア工学、この2つが1つの「ソフトウェア開発分析」(ソフトウェアデベロップメントアナリティクス)へ統合されていくと考えている。

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分析(アナリティクス)は、金融、小売り、製造といったさまざまな分野において意志決定のために使われている。

以前、Webサイトの分析と言えばページビューを計測する程度のものだったが、いまでは顧客の振る舞い、嗜好、注目しているものなど、多くのことを知ることができるようになった。ソフトウェア開発分析もこのように進化していくことができるだろう。

この図は、ソフトウェア開発分析の研究者と開発者の典型的な関係をあらわしている。研究者はデータを分析するが、開発者は「で、それでどうすればいいの?」と疑問を投げかける。

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研究者は分析方法を知っているが、それを用いて判断するにはプロジェクトごとの背景や現状を知る必要があり、その知識はプロジェクトメンバーが持っている。

それぞれのプロジェクトは異なっていて、画一的な知見や手法を提供する訳にはなかなかいかない。研究者は分析手法などについて知っているし、開発者はプロジェクトの背景についてはよく分かっている。

そこで、両者の間を取り持つ人が必要だと私は考えている。データ分析についても、プロジェクトの背景についても理解できる人だ。

しかも正しい判断を下すために必要な情報を得るには1つのツールでは不十分で、この局面ではこういうやり方、この局面では別のやり方。例えば定性的なアンケートや定量データ分析など、さまざまな方法が必要だろう。

公開されたプレゼンテーション

Zimmermann氏は大学での研究者から、最近になってマイクロソフトリサーチへ移籍したとのこと。エンピリカルソフトウェア工学では多くの実証データが必要ですが、世界最大のソフトウェア企業であるマイクロソフトの開発リポジトリへ自由にアクセスできる立場は、実証研究にとって非常によい立場(もしかしたら世界でもっともよい立場)なのだろうと想像できます。

下記が、この講演のスライドです。記事で割愛した部分も含まれていますので、ぜひ参照してみてください。

関連記事

Publickeyではこれまでにも興味深く優れたソフトウェア分野の講演を記事にしてきました。その中でも以下の記事は特に面白いと思うので、あわせてぜひお読みください。

iPhone同士で無料通話できるアプリ『Viber』が凄い! これを使えば通話料節約

2010.12.18 22:00:06 by ソル category : デジタル Tags :

Viberユーザーは「Viber」と表示される
12月2日に公開されたばかりの素晴らしいアプリを紹介したいと思う。iPhone同士なら無料で何時間でも通話できるという素晴らしいアプリだ。しかもWiFi環境に限らず3G環境でも通話が出来てしまうというVoIPアプリ。『Viber(バイバー)』というアプリで、両者がこのアプリを導入していれば無料で通話が出来るのだ。

アプリは無料でダウンロードすることが可能で、登録も簡単。起動すると電話番号入力画面になるので自分の電話番号を入力しよう。しばらくするとSMSにてコードが届くのでそれを入力すれば完了だ。この時点で電話番号を入力しても先に進めないという方は、最初の「0」を消してみてほしい。

コード入力後に再度『Viber』を起動するとアドレス帳画面のようなものが出てくる。これは通常の電話機能に非常に似ている。そこから通常の通話も可能なのだが、相手が既に『Viber』ユーザーの場合は紫色の文字で「Viber」と表示されるはずだ。このユーザーは無料通話対象となることを示している。また『Viber』ユーザーだけを表示することも可能なので、非常に便利。

さらに『Viber』は通常の電話の受信の様に、アプリを起動していなくてもコールが来たら勝手に起動してくれる優れものだ。常にタスクに残して置く必要もない。

更に『iPhone』だけでなく、『Android』版も作られており、『iPhone』と『Android』ユーザーでも無料通話が出来るようになる予定だとか。

多少音声が不安定な時があるが、『iPhone』ユーザーは今すぐ導入しておきたい必須アプリだ。

Viber - Free Phone Calls

通話選択画面

※記事内で『iPhone』版『Skype』の音声通話は3Gネットワークで使うことができないという記述がありましたが、3Gネットワークでの通話にも対応済であり、間違いです。お詫びして訂正いたします。